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cTraderのパソコン版画面の見方と各フレームの説明

cTrader(シートレーダー)は、LP直結により高速約定と最小0.0pips~のスプレッドでFX取引が可能な高機能の取引プラットフォームです。

cTraderには、板情報や複数同時注文、一括決済もあるので、他の取引プラットフォームであるMT4やMT5よりも便利に利用できます。

一見難しそうに見えるcTraderの画面ですが、慣れてしまえば簡単に操作できます。この記事では、cTraderパソコン版(Windows)の画面の見方と各フレームの説明をご紹介しています。

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目次

cTrader画面の全体について

cTrader画面は、大きく4つの枠に分けると見やすくなります。

  1. メニューバー

  2. アカウントバーと通貨ペア一覧枠

  3. チャート表示枠

  4. 建玉と口座情報枠

「メニューバー」「アカウントバーと通貨ペア一覧枠」「チャート表示枠」「建玉と口座情報枠」それぞれ4つの枠について、更に詳しくご紹介していきます。

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(1) メニューバー

cTraderの外枠に表示されているのが「メニューバー」です。

他の口座へのログインやデモ口座開設申請、cAlgo(自動売買)のプログラム作成、画面レイアウトの保存、各種設定などができます。

画面上のメニューバー

cTrader

画面上メニュー「cTrader」のリンクをクリックすると、「ログイン」「デモ口座を開く」「終了」の3つのリンクが表示されます。

他の口座にログインしたい際は、「ログイン」をクリックしログイン画面に口座IDとパスワードを入力してログインします。

デモ口座を新たに作りたい際は、「デモ口座を開く」リンクをクリックしてデモ口座開設申請画面からデモ口座の申請をします。

cTraderを終了したい際は、「終了」をクリックしますが、右上のバツ印をクリックしても終了することができます。

リンク

画面上メニュー「リンク」をクリックすると「アプリケーション」「cTDN」「ソーシャルメディア」「ウィジェット」「パートナー」の各項目が表示されます。

参考にしたいリンク先があれば、ご希望のリンクをクリックすることで簡単にウェブサイトへ移動することができます。

ヘルプ

ヘルプガイドやコンタクト(お問い合わせ)先などを閲覧、cTDNフォーラムへ移動することができます。

cTraderの使い方が分からない際は、ヘルプガイドから解決方法を検索も可能です。

左画面上のメニューバーについては、「ログイン」「デモ口座を開く」の2点だけを必要に応じて使うのみで、他の項目はほとんど利用しませんので、すべての機能を理解する必要はありません。

四角アイコン

画面レイアウトを変更するためのアイコンです。

四角アイコンをクリックするたびに、画面レイアウトが変更されます。

お好みでレイアウトを調整できますが、画面下に建玉や口座情報を確認できるフレームを表示する「市場分析レイアウト」にした方が取引が便利になります。

cTrader画面の全体について」の(4)が建玉と口座情報の枠です。

画面

この画面機能を利用するには、cTrader ID(cTID)でログインが必要になります。

cTrader IDでログインすると、画面レイアウトやお好みの通貨ペアを「ワークスペース」という機能で保存することができるようになります。

関連記事 cTrader ID(cTID)アカウント作成方法

ログインと確定

「ログイン」をクリックすると、cTrader ID(cTID)のログイン画面が表示されます。

「確定」をクリックすると、cTrader ID(cTID)アカウント作成画面が表示されます。

関連記事 cTrader ID(cTID)アカウント作成方法

この場所の「ログイン」は、Tradeviewの口座ログインではなく、cTrader IDのログイン場所です。

「Tradeviewの口座ログイン」と「cTrader ID(cTID)のログイン」の2つは異なるアカウントなので注意しましょう。

画面左側のメニューバー

ローソク足のアイコン(Trade)

ローソク足のアイコンは、通常取引(Trade)するときの表示画面です。

デフォルト(標準表示)でローソク足のトレード画面が選択された状態になっています。(緑色は選択されている状態です)

ファイルのアイコン(Copy)

ファイルのアイコンは、「cTrader Copy(旧cMirror)」というコピートレードをするためのリンクです。

ファイルアイコンをクリックすると、TradeviewのcTrader Copy(旧cMirror)ページへ移動します。

コピートレードとは、他人のトレードをコピーして自動的に取引するシステムです。自分の考えで取引する裁量取引をしたい際は、コピートレード機能は利用しません。

関連記事 cTraderのコピートレードcTrader Copy(旧cMirror)を利用する方法

中括弧のアイコン(Automate)

中括弧アイコンをクリックすると、取引ロボット(cBots)やカスタムインジケーターを作成する画面へ移動します。

MT4やMT5でいうMQL4/MQL5に該当します。C#プログラミングの知識が必要なので、一般的には利用しない機能です。

尚、取引ロボットやカスタムインジケーターは自分で作成せずとも、cTraderの公式サイトから必要に応じてダウンロードして使うことも可能です。

虫眼鏡のアイコン(Analyze)

虫眼鏡のアイコンは、今まで取引した記録から取引パフォーマンスの分析をする機能です。

MT4/MT5のストラテジーテスターの結果のようなグラフや記録を詳細に表示、myfxbookにて共有などすることができます。一般的には気にしなくても良い機能です。

カバンのアイコン(Partner Center)

カバンアイコンをクリックすると、Tradeviewを紹介するパートナー(IB)となる案内が表示されます。

日本国内でパートナー(IB)になるには、金融機関(金融商品取引業)への登録が必要となります。トレーダーには関係がない機能です。

歯車のアイコン(Settings)

歯車のアイコンは、パスワードの変更やメールアラートの設定など各種設定ができます。

「アプリケーション」→「一般」→「言語」から日本語設定も可能です。

また、クイックトレードを無効にしたり、ダブルクリックで有効にするなどの設定もできます。

(2) アカウントバーと通貨ペア一覧枠

cTraderの左枠に表示されているのが、「アカウントバー」と「通貨ペア一覧」の枠です。

cTrader ID(cTID)でログインしたときに同期されている他のアカウントをクリックで切り替えたり、ウォッチリストで表示する通貨ペアを新規作成/編集することができるフレームです。

アカウントバー

アカウントバーは、基本的にログイン中のアカウントが表示されます。

緑色の「Live」はリアル口座で、青色の「Demo」は練習用の無料デモ口座を意味しています。

cTrader ID(cTID)でログインしている場合は、アカウントをクリックすると同期している他のアカウントを表示させることができ、ログインしたいアカウントをクリックすることで、簡単に他の口座へログインを切り替えることが可能です。

尚、cTrader IDに新たにアカウントを同期したいときは、アカウントバーの「+アイコン」をクリックして、同期させたいアカウントでログインすることで追加できます。

参考記事 cTrader ID(cTID)アカウント作成方法

通貨ペア一覧枠

通貨ペア一覧が表示されている枠は、「ウォッチリスト」「Finder」「cBots」の3つのタブに分かれています。

ウォッチリストは、ご希望の通貨ペアをリストとして登録表示させることができるタブです。

Finderは、すべての通貨ペアと銘柄一覧です。このリストからウォッチリストへ追加することもできます。

cBotsは、自動売買をするためのタブです。サンプルのロボットがいくつか表示されており、+アイコンをクリックすることで自動売買ロボットを稼働させることができます。

参考記事 cTraderでお好みの通貨ペアをウォッチリストへ登録表示する方法

ウォッチリストに登録した通貨ペアを右クリックして、新規注文や新規チャートを表示します。

「インフォメーション」リンクをクリックすると、その通貨ペアや銘柄の取引時間やスワップポイント、最低取引額などの仕様を確認することができます。

参考記事 cTraderで新規注文と決済をする方法

(3) チャート表示枠

cTrader画面の大部分を占めるのが「チャート表示枠」です。

チャートの分析ツールである各種インジケーターの表示やアラート設定、ワンクリック取引をすることができます。

デフォルト(標準初期)表示では、チャートはロウソク足の1時間足が表示されていますが、もちろんご希望の通貨ペアチャートで時間足の変更も可能です。

インジケーター追加や時間足変更などの設定は、チャート上のアイコンからか、チャートの上で右クリックから操作を行えます。

参考記事 cTraderチャートの基本的な使い方

チャート枠右側のツールバー

チャート枠右側のアイコンが並ぶツールバーは、表示してある複数チャートの表示方法の変更や水平ライン/トレンドライン、図形やテキストなどの挿入などが行なえます。

水平ラインやトレンドラインなどを表示したいチャートを選択した状態で、ツールバーからアイコンをクリックして操作していきます。

参考記事 cTraderチャートの基本的な使い方

(4) 建玉と口座情報枠

cTraderの画面下に表示されるのが「建玉と口座情報枠」です。

もし、表示されていない場合は、画面上のメニューバーの「四角アイコン(レイアウト変更アイコン)」をクリックしていき、「市場分析レイアウト」にすることで画面下の「建玉と口座情報枠」が表示されるようになります。

この「建玉と口座情報枠」は、「建玉」「注文」「決済履歴」「アラート通知」「入出金」「操作履歴」の6項目のタブから構成されます。

建玉タブ

建玉(たてぎょく)とは、売り買いの約定(やくじょう)をして、まだ決済していない状態のものです。

要は、売買の注文を出して現在取引中のポジション一覧が、この建玉タブに表示されます。

建玉一覧から、各ポジションの損益を確認することができ、各ポジションから決済するときの条件を変更したり即時決済したりすることができます。

cTraderは、通常の指値・逆指値注文に加え、パソコン電源を切っていても起動するトレーリングストップ(トレール注文)と細かい注文を可能にします。

また、同時にすべての建玉を一括決済できる機能があるのもメリットです。

参考記事 cTraderで新規注文と決済をする方法

参考記事 トレーリングストップとは

注文タブ

注文タブは、まだ約定されていない新規指値・逆指値注文が一覧で表示されます。つまり、予約注文の一覧です。

注文を取消す(キャンセル)、指値・逆指値の変更などの操作を行えます。

決済履歴タブ

決済履歴タブは、過去のすべての決済履歴と実現損益を確認することができます。

デフォルト表示では、「今月」にソートされていますが、全履歴や指定期間の履歴を表示することもできます。

また、表示した履歴をエクセルやHTMLにエクスポート(保存)できるのも便利で、確定申告の提出書類の一つである取引履歴を簡単に作成することができます。

アラート通知タブ

アラート通知タブは、アラート設定した項目の一覧が表示されます。

アラート通知とは、指定したレートに到達するとポップアップ表示とサウンド、メールでお知らせが届く機能です。

このアラート通知タブでは、過去に設定して有効化されているアラート通知を一覧表示しており、アラートで設定したレートの変更や削除が行えます。

参考記事 cTraderのアラート通知機能を使う方法

入出金タブ

入出金タブは、過去の入出金履歴を表示しています。

入金総額と出金総額をそれぞれ確認することができるのも便利です。

普段は、気にしなくても良いタブです。

操作履歴タブ

操作履歴タブは、新規注文や決済、ログインなど細かい操作履歴を表示しています。

操作履歴は、テキストファイルでログとして保存されています。「フォルダ表示」ボタンをクリックすることでログファイルを閲覧することも可能です。

普段は、気にしなくても良いタブです。

cTraderのパソコン版画面の見方まとめ

cTraderの画面はシンプルなユーザーインターフェース(UI)になっており、他の取引プラットフォームMT4/MT5よりは見やすくなっています。

cTraderは、自動売買やカスタムインジケーターを作る機能もセットになっていますが、すべての機能を覚える必要はなく、必要最低限「ログイン」「チャート表示」「新規注文」「決済」の4項目だけ覚えれば良いので、慣れてしまえば操作も簡単です。

cTraderのパソコン版画面の見方に関する参考記事のリンクまとめ

cTraderを更に使いやすくするための初期設定方法

cTrader ID(cTID)アカウント作成方法

cTraderで新規注文と決済をする方法

cTraderチャートの基本的な使い方

トレーリングストップとは

cTraderでお好みの通貨ペアをウォッチリストへ登録表示する方法

cTraderのアラート通知機能を使う方法

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